CLASH 設定ガイド · 全プラットフォーム対応

Clash 設定ガイド全プラットフォーム対応クライアントのダウンロードと設定。

サブスクリプションの追加からルール分岐まで、順を追ってクライアントを設定し、接続を確認できます。

  • オープンソースのコア
  • YAML設定
  • 日本語の操作ガイド
  • コア mihomo
  • コアのライセンス GPL-3.0
  • 対応プラットフォーム 5種類
  • 設定形式 YAML

CONFIG.YAML / 設定のポイント

Clashの主な設定項目。

まず設定で解決したい問題を確認し、必要な項目だけ有効にしましょう。以下は各フィールドを説明するための例で、そのまま接続に使える完全な設定ではありません。ノード、プロキシグループ、リゾルバーは、利用するサブスクリプションやネットワーク環境に合わせて追加してください。

mixed-port: 7890allow-lan: falsemode: rulelog-level: info

まずはルールモードから

ルールモードでは、設定した条件に応じて直接接続するかプロキシ経由にするかを決めます。ローカルのサービスと外部サービスを併用する場合に便利です。クライアントのモードメニューで「ルール」を選び、使用中のサブスクリプションにルールとプロキシグループが含まれていることを確認してください。グローバルモードは、クライアントが取り込んだ通信をすべてグローバルポリシーに振り分けます。一時的な切り分けには使えますが、システムプロキシやTUNの代わりにはなりません。特定のサイトで想定外の経路が使われる場合は、まず接続ログで適用されたルールを確認してから修正しましょう。モードを何度も切り替えても根本原因は解決しません。クライアントによってボタンの名称は異なる場合がありますが、コアの分岐処理は同じです。

CLIENTS / デバイス別に選ぶ

Clashの全プラットフォーム向けダウンロード。

まずOSを選び、CPUアーキテクチャとクライアントの要件を確認してください。デスクトップとスマートフォンで同じサービスのサブスクリプションを使える場合でも、画面操作、対応フィールド、システム通信の取り込み方法は異なることがあります。設定一式をそのまま別の端末へコピーするのは避けましょう。

Windows

まずはClash Plusを試し、Clash Verge RevやFlClashなどと比較するのもよいでしょう。OSの「バージョン情報」でデバイスのアーキテクチャを確認し、ダウンロードページの説明に従ってインストーラーを選んでください。旧版のClash for Windowsは開発が終了しています。アーカイブ版に頼り続けるより、設定を引き継いで別のクライアントへ移行するのがおすすめです。

ブラウザーなど一般的なアプリには、システムプロキシが適しています。TUNを有効にする前に、必要なサービスコンポーネントがインストールされているか確認してください。他の通信制御ツールも動作している場合は、まずどちらか一方を停止し、ルーティングと接続ログを確認しましょう。

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macOS

ダウンロード前に「このMacについて」でApple SiliconとIntelを確認してください。Clash Plus、Clash Verge Rev、FlClashはそれぞれ操作方法が異なります。以前の設定を引き継ぐ場合は、メニューバーの見た目だけでなく、オーバーライドルール、プロキシポート、ログイン時の起動設定も確認しましょう。

初回起動時は、システムの案内に従ってアプリのアクセス権を設定してください。システムプロキシの設定とネットワーク拡張の許可は別の手順です。インストールが完了しても、通信が取り込まれているとは限りません。操作手順は、詳しいドキュメントのプラットフォーム別の章をご覧ください。

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Android

Clash Plus、Clash Meta for Android、FlClashなどから、使い方に合うものを選べます。インストーラーのアーキテクチャは端末に合わせてください。新しい端末ではARM64が一般的ですが、端末のシステム情報で確認するのが確実です。設定を追加したら、使用する設定が選択されていることを確認し、システムのVPN接続要求を許可してください。

バックグラウンドに移動すると接続が切れる場合は、バッテリー管理やバックグラウンド実行の制限を確認してください。接続を維持するためだけに常時動作機能をすべて有効にする必要はありません。頻繁な速度測定や短すぎる更新間隔も、バッテリー消費を増やします。

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iOS

Clash PlusはApp Storeからインストールできます。公式サイトは clashplus.io です。アプリ内でサブスクリプションを追加して設定を選択し、VPN構成の追加を許可してください。デスクトップ向け設定にあるシステムサービス関連の項目を、スマートフォンにそのまま適用しないでください。

接続はシステムのネットワーク拡張によって管理され、バックグラウンドでの動作はデスクトップとは異なります。接続に問題がある場合は、まず設定が有効か確認し、アプリのログを確認してください。オンデマンド接続を使うかどうかは、普段のネットワーク切り替え方法に合わせて判断しましょう。

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Linux

デスクトップではClash Verge RevとFlClashを比較し、各ディストリビューションに合ったパッケージを選びましょう。サーバーやルーターではmihomoコアの説明を参考に、サービスの起動設定、ファイルの保存先、実行権限を個別に設定する方法が適しています。GUIをインストールする必要はありません。

デスクトップ環境のシステムプロキシが、ターミナルのプログラムに適用されるとは限りません。アプリが環境変数、明示的なプロキシ引数、TUNのどれを使うか確認し、リクエストがコアに届いているか調べましょう。リモート操作中は、現在の管理用接続を維持してください。

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QUICK START / 3ステップで確認

サブスクリプションの追加と初回接続。

クライアントは設定やネットワークリクエストを処理するためのツールであり、接続先のノードを提供するものではありません。開始前に、サービス提供元から有効なサブスクリプションURLを入手し、端末の日時が正しく、現在のネットワークからURLにアクセスできることを確認してください。サブスクリプションURLには認証情報が含まれる場合があります。公開フォーラムへの貼り付けや、画面のスクリーンショット共有は避けましょう。

  1. サブスクリプションを追加し、設定を有効にする

    クライアントで「設定」「サブスクリプション」または「Profiles」を開き、URLから追加する項目を選択します。URL全体を貼り付けて更新してください。追加後はその設定を選択し、プロキシグループが表示されることも確認しましょう。サブスクリプション名だけが表示され、ノードが出てこない場合は、まず更新ログを確認してください。URLの期限切れ、レスポンス形式の不一致、ネットワークリクエストの失敗を切り分け、すぐにグローバルモードへ切り替えて何度も試すのは避けましょう。

    サービス提供元が複数の形式を用意している場合は、使用中のコアに対応するClashまたはmihomo設定を選びます。手動で編集する前に元のファイルをバックアップしてください。特にYAMLのインデントとコロンの後のスペースに注意しましょう。ノードのパスワードなどの機密情報を他人に送って、問題を調べてもらうのは避けてください。サブスクリプションの追加手順を見る →

  2. ルールモードを選び、通信の取り込み方法を1つ有効にする

    初めて使う場合はルールモードを選び、プロキシグループで接続可能なノードを選択してからシステムプロキシを有効にしてください。スマートフォンでは、システムの案内に従ってVPN接続を許可します。システムプロキシを使わないアプリがある場合に限り、TUNをテストし、必要なアクセス権が付与されていることを確認しましょう。既存のVPN、アクセラレーター、他のプロキシツールがルーティングを競合させることがあります。原因を調べる間は通信の取り込み方法を1つに絞り、条件を減らしてください。

    グローバルモードは、クライアントに取り込まれた通信の出口をどう選ぶかを示すもので、端末上のすべてのリクエストが自動的にプロキシを通るという意味ではありません。ルールモードで直接接続されても、クライアントが動作していないとは限りません。アクセス先と適用されたルールを併せて確認してください。モードの選び方を見る →

  3. リクエストを確認し、使える設定を保存する

    確認したいWebサイトを開き、クライアントの接続ログも確認します。新しいリクエストが記録され、想定したルールとポリシーが適用されていることを確認してください。その後、ローカルサイト、LAN内の機器、普段使うアプリも試し、ルール分岐が通常のアクセスに影響していないか確かめましょう。遅延測定はその時点での結果にすぎません。実際のダウンロード速度を示すものでも、すべてのサイトにアクセスできる保証でもありません。

    ブラウザーだけ使えてターミナルから接続できない場合は、まずターミナルのプロキシ設定を確認してください。どのアプリからも接続できない場合は、サブスクリプション、ノード、通信の取り込み設定を順番に見直します。安定して使えることを確認してから、OS起動時の自動起動や自動更新を有効にし、変更した項目を記録しておくと次回のトラブル対処に役立ちます。

設定ガイドの全文を見る → 初めての方は基本手順から。プラットフォームごとの権限や詳細設定は詳しいドキュメントをご覧ください。

OPEN SOURCE / プロジェクトとメンテナンス

Clashエコシステムとmihomoコア。

クライアントを選ぶときは、GUI、プロキシコア、サブスクリプションサービスを分けて考えましょう。それぞれ操作画面、通信処理、ノードの提供を担います。いずれかで問題が起きても、単純に「Clashが使えない」と結論づけるのは適切ではありません。

プロジェクトの歴史と継承

Clashはルール分岐とYAML設定で広く使われるようになり、その後デスクトップやモバイル向けのクライアントが複数登場しました。オリジナルのプロジェクトや一部の旧クライアントの開発が終了した後も、エコシステムが一つの選択肢だけになったわけではありません。Clash.Metaが関連機能の開発を引き継ぎ、後にmihomoという名称になりました。古いガイドでは、これらの名称が併記されている場合があります。

名称が似ていても、設定がすべて共通とは限りません。新しいプロトコル、ルール構文、DNSパラメーターは、特定のコアだけが対応している場合があります。移行時はフィールドの対応状況を確認し、ファイルの拡張子をYAMLに変えるだけで済ませないでください。元の設定を読み込めても、すべての項目が認識されるとは限りません。

コアとGUIクライアントの役割

mihomoは設定の解析、接続の確立、ルールの実行を担当します。GUIクライアントはサブスクリプションの管理、ノードの選択、システムプロキシの切り替え、ログの表示を行います。クライアント独自のオーバーライド、マージ機能、設定テンプレートが加わることもあるため、画面上の項目と最終的にコアへ渡される設定ファイルが必ずしも一対一に対応するとは限りません。

問題を調べるときは、実際に動作している設定とログを優先して確認しましょう。画面では無効に見える項目がサブスクリプション側で有効になっていたり、ローカルの変更が更新で上書きされたりすると、「変更したのに反映されない」ことがあります。別のクライアントへ移行する際は、サブスクリプションURLとカスタムルールを個別に保存してください。

オープンソースライセンスと参照情報

mihomoはGPL-3.0ライセンスを採用しています。ソースコード、コミット履歴、課題の議論はプロジェクトのリポジトリで確認できます。オープンソースであることは、実装やライセンス条件を確認できるという意味であり、サードパーティーサービスのノード品質を保証するものではありません。実際のネットワーク環境でのテストに代わるものでもありません。当サイトは設定情報とダウンロード先をまとめており、コアプロジェクトやすべてのクライアントの公式運営元ではありません。

ソフトウェアの不具合が疑われる場合は、できるだけ小さな設定で再現し、OS、クライアント、コアの情報とエラー内容を記録してください。問題を報告する前に、サブスクリプションURL、ノードの認証情報、個人のネットワーク情報を削除しましょう。設定ファイル全体をそのまま公開するより、安全に共同で調査できます。

ソフトウェアと設定の更新を区別する

クライアント、コア、サブスクリプション、ルールデータの更新は、それぞれ異なる問題を解決します。画面を更新してもコアが同時に更新されるとは限らず、サブスクリプションを更新してもシステム権限の問題は直りません。アップグレード前に動作中の設定を保存し、プロジェクトの変更履歴を確認してください。互換性に影響する変更がある場合は、設定を確認してから普段使う環境を切り替えましょう。

GeoIPやルールセットの取得に失敗した場合は、リソースのパス、アクセス条件、ログに記録されたエラーの詳細を確認してください。特定のノードだけが遅い場合は、別のノードに切り替えて比較しましょう。更新、再インストール、DNS変更を同時に行うより、問題を一つずつ切り分けた方が手がかりを残せます。関連用語は用語集で確認できます。

mihomoのソースコードを見る

リポジトリ:MetaCubeX/mihomo。以下のコマンドはソースコードをダウンロードするもので、GUIクライアントはインストールされません。日常的に利用する場合は、ダウンロードページからクライアントを選んでください。

git clone https://github.com/MetaCubeX/mihomo.git

FIELD NOTES / 設定メモ

最新ガイドとトラブル対処。

基本的な接続ができたら、実際に困っている内容に合わせて各ガイドを確認しましょう。クライアントを移行するときは既存の設定を残し、DNSを変更するときはリクエストの経路を確認し、コアを比較するときは必要な機能を先に整理します。一度に一つだけ条件を変えれば、どの操作が変化につながったか把握できます。

サブスクリプションの取得に失敗したら、まずClashのサブスクリプション更新エラーをご確認ください。測定結果のばらつきが大きい場合は、Clashのノード遅延についての解説を参考にできます。インストールやプラットフォーム別の設定に関するよくある質問は、詳しいドキュメントのFAQにまとめています。すべての設定を最初から読む必要はありません。